Luang Prabang, Laos

米国東海岸を出て55時間。予定から1日遅れでラオスに到着。

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ラオスがどこに位置するか、白状すれば私も今回旅行するまで自信なかった。ベトナムとタイの間に存在する山がちな国。インドシナの一国としてフランスに植民地化され、その後も20世紀を通して大国に振り回されてきた歴史。国土にはベトナム戦争に巻き込まれた際の不発弾がまだ多く残るという。
海に面していない、資源も豊富でない、人口も多くはない(広さで言うと1.4倍くらいのベトナムが9000万人ちかい人口をかかえるところたった600万人台)、それゆえに経済発展に突き進む周辺国の中でちょっと取り残されつつある、そんな位置づけ。

世界遺産ルアンパパーンは昔のラオスの王朝があった山の中の古都なのだが、欧州資本のホテル、レストラン、ブティックが点在し、東南アジアの小さな田舎の町にして、驚くほど洗練された場所であり、かつ、外国人の夢見る古きよき東南アジアである。人々は控えめに微笑み、空は澄み切って、川を渡る風が心地よく、どこからかChantが聞こえる。
東南アジアの都市圏のいきつく間のない喧騒とは無縁(上述したとおり、人口少ないので、静かなのだ)。一方で街のレストランやホテルは、旅慣れした旅行者にも満足がいくハイレベルなものがそろう。
たどり着くまでに滞在時間以上の時間をかけてもくる価値はあるかと思うが、できればゆっくりしたいところではあった。

しかし、私にあたえられた時間は24時間。。。



まず、ホテルでランチ、プールサイドで一瞬ごろごろ、からスタート。ハノイの街中の喧騒、空港の悪夢的な暗さから脱出できて本当に夢のようでうれしい。

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ホテルはLuang Say Residence. この小さな街に、ラグジュアリーなホテルが点在していて、どこに泊まるかで散々迷った。行きの飛行機のアメリカ人にDisられたけど、きてよかった、の大きなひとつはここのホテルのおかげでもある。お部屋もサービスも雰囲気も文句なし。

その後はスパ。Banyan Tree系のAngsanaのSpaがあり、こちらはトレーニングがしっかりしているという友人の弁のとおり、数日間移動をしつづけてびっしりと疲れのたまった体をほぐしてくれた。

ナイトマーケットで買い物。何を買うんだっていうと、お皿とか素朴なネックレスとか、コットンやシルクの生地やスカーフというたわいのないものなのだけど。

ついたばかりの私、まったく交換レートの感覚がなく、FOFs勤務の友人に言われるがままにキャッシュをおろしたら、買い物始めると1桁ちがっており、お互いに、この金銭感覚を投資家に知られたらちょっとまずいんじゃないか、いや、私普段仕事ではミリオン以下の単位のお金関係ないし、ていうか、それいったら今あなたミリオンおろしたじゃん、と笑いあう。
(1 million Lao kip = 120 USDくらい。この辺の国の例に漏れず、インフレで貨幣単位がおかしなことになっていて、旅行者の世界で1000以下の単位が出てくることはほとんどない)

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色とりどりの南国フルーツジュース。

買い物に熱中しすぎて、予約に大幅におくれてディナーへ。
川をボートで渡っていくレストランなのだが、真っ暗ななか、ヒールで舗装されていない土手を上り下りし、雨季で増水している流れの速い川を細くて頼りないカヤックで横断するのは、正直スリルがありすぎた。
ついてしまえば、竹やぶの中にテラスが点在する、とても素敵なレストランなのだけど。

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これは翌日の写真だが、写真に写っている緑の細いカヤックで川を渡った。。。友人も、船の中で、カヤックが流れの中でひっくり返ったときのシュミレーションを脳内でしていたという。

ちなみにラオス料理って食べたことなかったのだが、日本人の口には非常に合うと思う。タイ料理とベトナム料理の中間、辛すぎない、脂っこすぎない、ハーブや野菜を多用したやさしい味の料理である。
気に入りすぎて料理本を買ってしまったくらい。

翌朝は5時におきて托鉢に参加。ホテルに供物を用意していただいて、お坊さんに差し上げる。
かごにもち米、オレンジ、お菓子などをつめていき、早足でとおるお坊さんたちに差し出す。子供のお坊さんがおおい。

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ラオスで一番托鉢が盛んなルアンパパーン。

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6時から寺院を観光。ここは町中寺院だらけ。美しい。

この街は朝が早く、そして、人々がひっきりなしに道を掃除しており、東南アジアにしてこれほど道がきれいな街もないだろう、と思った。昔の日本もこうだったのかなぁ。

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トゥクトゥクの運転手さんも、私たちを待つ間、黙々と自分の商売道具を磨き上げていた。

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朝が早い街で、8時9時にはほとんどのお店が空く。出発前の駆け込みでシルクやコットンのお店で買い物。やはり欧州人がタッチしている店がセンス良い。

ホテルで朝ごはん、荷造り、後ろ髪ひかれつつ、出発。

ラオスの隣国のタイもベトナムも、活気にみちているが人がすれている疲れる場所、という印象をどうしてもぬぐえない国なのだが、それを知っているだけに、この街の美しさは心にしみた。
東南アジアのよさを感じたかったら、ぜひ休暇はルアンパパーンに。できれば、2泊以上の滞在をお勧めしたいけど。
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by lat22n | 2013-07-07 09:44 | Travel


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