Shek O

日曜日、ブランチにいこうと友人とSOHOを歩いていたのだが、目当てのお店が二軒とも1時間まちといわれ途方にくれる。

まったく、休みの日のランチくらい予約なしで普通に入りたいものだと嘆きながら、さてどうしようかと話していたところに、空車のタクシーがふらふらと坂を上ってきた。空車の赤いランプをぼんやりと見ていた友人が唐突に、「せっかくだから、Shek Oでもいっちゃう?」

何がせっかくなのかはわからないが、まあ、いってしまおう。タクシーの運ちゃんは「Shek O?Beach?」とちょっと驚いていたが、まあ、いいではないか。

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Shek O(石澳)は香港島の東南サイドにあるBeach Townで、StanleyやRepulse Bayと比べると、ローカル感のある海水浴場。江ノ島的とでもいうか。香港のありがたいのは、島のちょうど反対側にある街中からそこまで行くのもタクシーで30分弱、1500円くらいで行ってしまうことである。まあ、普通はそこまで不精しないで、MTRで筲箕灣までいき、バスに乗り換える。これなら片道120円、1時間ほど。今日は、二日酔い気味の友人に配慮してタクシーで目的地まで向かう。

香港島の東側まで車で海沿いをはしると、どこまでいっても高層ビルがつづくのだが、南に向かって山の中に入ると景色は一変し、緑多く山がちな香港の別の面を実感できる。くねくねの山道の最後に、綺麗に整備されたゴルフ場の横を通りすぎると、海水浴場がみえてくる。

とりあえずカフェでランチ。街中にはローカルな中華から、洋風のカフェまでレストランはたくさんあるが、客層はどこも半分くらいが西洋人。まだ肌寒い日だったが、彼らは肌をがんがんに露出して、夏が待ちきれない様子。体感温度、違うんだよね、この人たちは。

その後は、子供連れでにぎわうPublic Beachを避け、パステルカラーの迷路のような家並みを抜けて反対側のBack Beachに歩いた。そちら側は人が少ない。

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海の家みたいなカフェにおちつくと、店員さんはCoronaをぐびぐび飲んでいた手を止めて、笑顔でグラスにどばどばとワインを注いでくれた。適当な客あしらいがよい。

隣の席ではゲイのカップルが早口で何ごとかささやきあい、大型犬をつれた恰幅のいい西洋人女性は常連らしく通りかかった近所の人と話し込む。鏡のようにまったいらな海面に浮いているサーファーは隣のBig Wave Beachに出陣前の練習中か。
ハウスパーティーをしているビーチ沿いの家から聞こえてくる大音響のレゲエが、まだ寒々しい海辺に場違いに陽気に流れてくる。自転車練習中の白人の男の子の歓声、砂浜でじゃれあう犬たちが甲高く吼える声。

初夏というのにはちょっとまだひんやりする潮風にふかれてぼうっとしていると、ふっと、どこにいるのかわからなくなる、laid backな5月の日曜の午後。
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by lat22n | 2013-05-06 22:48 | Hong Kong


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