Globe Trotterのライフハック

今のファームに入ってから、海外出張は行っていない月がない位のベースで出かけているわけだけど、さすがに今年の最初の数ヶ月は飛びすぎた。

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(写真は羽田のJALラウンジ。だったはず。空港の光景はどの国も似ている)

出張の間も、他の仕事の電話会議やメール対応やら、夜中に入ってくるもろもろを気合でこなし、行き来の飛行機でもあれこれ仕事に手をつけるという、責任感と要領のバランスが悪い自分の仕事のスタイルの問題もあり、この生活にはさすがに体も気持ちも参った。

常に寝不足で、時差ぼけで能率はあがらないので、香港にいる週末もほとんど仕事をしないと回らないような状況になったし、かなり消耗した(3ヶ月に2回も39度の熱をだすとか、今までになかった。。。)。空港のラウンジで、これから15時間のフライトの前に、飛行機に乗るのが嫌過ぎてなかなか立ち上がれず、これってやばいかも、という瞬間があった。



若干反省し、5月6月、仕事を電話会議にできるだけ押し込んでみた。移動時間のロスがなくなり、居場所が落ち着くと、週数回ワークアウトをし、中国語を勉強し、野菜を調理して食べ、週末は適度に休み、本を読み、自分からいろいろ新しい仕事を提案するやる気もわき、なんというか、人間らしい生活ができることに気づく。

のだけど、、、そうなってくるとウズウズしてくる面倒くさい体質。苦笑
世界のあちこちに自分がかかわっている仕事があるのに、やっぱりスプレッドシートとパワポと電話会議だけで仕事は完結しないし。同じところにいると、アンテナが鈍る気がするし。
メキシコで最近の治安情報にビビリつつも工場の在庫を実際に目で見にいって、デトロイトで雪で凍りつく道をおそるおそる運転してミーティングに出向き、上海でつかまらないタクシーに発狂しそうになりながら経営者にあいにいく。。。。ってしてないと、実際、物事が動かない。し、私は、仕事してる気がしないのだな、と、喉元すぎると熱さわすれてそんなことを思ったりする。

ということなので、今年の後半戦は体に負担かけすぎず、そこそこ飛び回りつつの、うまいことできるバランスを探したいところ。
働き方に関しては、いくつになっても悩めるけれど、結局バランスはとっていかないといけないし、自分である程度調整できる立場なのだからするべしですね。

さて、そんなわけで、前置きが長くなったけど、ここ数年の出張三昧から編み出した?出張過多気味でのライフハックをちょっとまとめてみた。

巷ではグローバル人材を育てるべきとか、いろいろ言われている。定義がはっきりしないが、世界標準で能力が飛びぬけているためにグローバルに引っ張りだこな一部の人を一流のグローバル人材とするならば、ビジネスの必要で各地に赴く私レベルは、グローバル見習いがいいところだろう。語感としては、自分としてはGlobe Trotter というのが一番好き、というかしっくりくる。
で、その身分的には一晩くらい寝なくても何とかなる体力と、死にそうに疲れてても第二言語でもあきらめないで話を聞いたり交渉したりできるしつこさ一番大事な気が私はしている。
その辺を担保するセッティングとしてはどんなものがあるか、という話。

(時差対応)
北米に月2回くらいいくと、本当に時差で体がしんどい。「機内から時計を現地時間に合わせるといいんですよ♪」とかスチュワーデスさんには言われるが、現地についてから光のない会議室に缶詰になるビジネストラベラーにとっては「そんなんで調節できたら苦労しない」って話。
で、いろいろ試してみた。

①フライトの工夫:
一番多いタイプの出張が北米一週間、なのだが、ミーティングが月曜から1週間びったり、とかいうときは、状況が許せば週末に早めに入るほうが断然体調はいい。いった日に太陽を浴びたかどうかはだいぶ影響する。
それが無理な場合、一番時差調整が楽だったのは、アジア→北米の場合、現地に夜行で飛んで現地に朝方つき、帰りも夜行でかえって朝方つき、それぞれ到着日に頑張って途中でねない、というマッチョなスケジュール。。。
行きは直行だと夜についちゃうので、経由がある場合の話になる。夜ついちゃう場合は、酒でも飲んでともかく翌朝までねるんですね。

②時差を利用したミーティングセッティング:
米国出張中、私は午後が眠くて能率が落ちるので、朝早めにスタートして一番大事なミーティングは午前中に片付けてしまうようにできるだけ手配してる。朝7時とかに朝ごはんミーティングでスタートして、ディナー前に少しでも休めるとだいぶ楽だ。
この、ディナーも曲者で、ワインをなめながら記憶が飛びそうになることが何度今まで、、といいつつ、行かないと、8時とかにねちゃって変な時間に起きることになる。

③事前の睡眠コントロール
もともと忙しくて睡眠時間がめちゃくちゃ少ないときの方が実は、時差ぼけは楽だったりする。あたりまえだ、日本にいながら時差ぼけみたいなものなんだから。で、朝便利用のときなどは、出発前から徹夜するとかして、時差をあわせにいくことも。
ただ、これは、やっぱり体調を悪くするリスクと隣り合わせ。寝てない、体力の落ちてる状況であちこち移動すると、風邪もらいやすいし、スケジュールの変更とかのトラブルに対処する瞬発力が落ちる。

④テンションをあげるという工夫:
一方、テンションが異常に高いディール中とかであれば、もともと寝てないような状況なのであまり時差が関係なくなるというのは、あり。
ただ、打ち合わせが長くなったりすると、急にガクッと疲れがでる。以前、契約交渉で1泊LAというのをやったが、時差のある私たちと、先方でだいぶ戦闘力が違うので、交渉が長引くと明らかに不利だった。

(小物・服装)
これがあるとなんか安心、というものを持っていく。できるだけ、普段の生活を持ち込むくらいでいいと思う。
Hyatt系, Westin系, Hilton系、などの米系のチェーンホテルに泊まると、世界中どこも金太郎飴のように似ていて味気ないのだけど、出張時はあれは結構ありがたい。環境が変わり過ぎない、刺激がありすぎないのが、インテンシブなスケジュールの時にはたぶん体やメンタルにやさしいのだとおもう。

・「蒸気でアイマスク」シリーズ:私の最大の安眠薬。これをつけてボーっとしていると、大体とろけるように眠ることができる。一時期時差ぼけ対応で睡眠薬を使っていたのだが、朝の目覚めのあまりの悪さにやはりつかわなくなった。香港のありがたいのは、これも普通にSasaとかで売ってることである。

・好きなハーブティーなど:お茶、のど飴、などは好きなものを。1週間以上になるときは、行き先しだいだけど味噌汁や、寝坊して朝ごはんたべれなかったときのソイジョイ的なものもちょっともっていく。昔は、その国のものだけ1ヶ月食べてても平気だったんですが。

Laundressの旅行用のFabric refresher(におい消し)とCrease Release(しわ伸ばし)
香りもいいので気に入ってこの数年使い続けているのだが、この店NYにすら路面店がない(Distributor経由とオンライン通販のみというモデル)。香港ではどこで買えるのかずっと探してたところ、何のことは無い、会社の近所のClub Monacoでうっていることを発見した。
同じ服を着まわす出張を少しでも気持ちよくするための工夫。スーツを着まわす男性にも、香りが”Classic”ならありかな。

・服装:夏でも冬でも、やわらかい素材のワンピース+カーディガン、みたいな感じであちこち移動している(機内や空港は大体寒いのでレッグウォーマーはかかせないが)。ミーティングにはしわにならないニット素材とかのジャケット。がちがちのスーツを出張先で着なくてもいい職種であることには感謝。
米時代はジャージにビーサンみたいなアメリカンスタイルで飛行機のってた時期もあるのだけど、空港って、意外なくらい人にあうので、最近はすっぴんで飛び回るのもやめた。あまり変な格好ができないお年頃になりました。。。

・常備薬:経験上、出張先で体調を崩して、知らない町で薬を求めに行くのとか、超しんどいので、何は忘れてもこれだけはもってく。

・化粧品:そんなわけで、化粧品もかなりまめに、自分の普段使いのものを詰め替えて持参する。無印の小分けボトルが大活躍。これも、香港は空港でも買えるので便利。

・現地通貨:お迎えのドライバーとめぐりあえなかったり、まあ何かしら発生するので、よく出張に行くエリアに関しては1万円程度の現金をキープしている。

・加圧トレーニング用のベルト:ジムにいったり、走ったりするのはいいのだが、短い出張で運動靴を持っていくのもかさばるので、私の場合、ここ数年やってる加圧トレーニングを部屋ですることが多い。

(電化製品通信環境)

備えよ常に、がモットーであり、過剰装備ぎみなのだけれど、安心を荷物で買うタイプ。
・通信確保:
香港の携帯はSIMフリーでテザリングができて、会社の携帯は、たいていの国において定額データパッケージとの契約に入っているので、そのうえでテザリングをすることで、PCでもメールがみれるという感じで、到着時点からネット環境が確保できるので、だいぶ安心する。
ただ、会社支給のスマートフォン自体の機能がよくないのと、メキシコとは定額データパッケージ契約がなくて、いくらかかっているのか不明なので、次回はこれを使ってみる予定。

長くなる場合は、現地でSIMを買ってモバイルルータに突っ込む、というのもありなのだが、アクティベートするのに一回電話が必要だったり、ルータの規格の関係でむずかしかったり、メカに弱いガジェット好きには結構ハードルが高い。

・電源確保 1: ビジネスでフライトする限りにおいて大体機内での電源は確保されるようでいて、席によって壊れてたり、プラグが合わなかったり、ガスソケット式充電しかないとか、何かしらある(日系のエアライン以外はそんなもんです)。今回もUnited とUnitedを乗り継いだら機内に電源は一切なかった。
結局、使用しているPCのバッテリーの予備を一個買った。これで、安心度はかなり上がった。PCの電源さえ確保できていれば、ほかのものも充電できるし、一番安全である。

・電源確保2 : スマートフォンやiPadを充電しておくのには専用のバッテリーは持ち歩く。急に電源が欲しいときにはやはり必要。

・マルチカントリー対応のプラグ:香港の電化製品のプラグは、なんというか、ものすごく無骨でごつくてほかの国で一切合わない(あれ、イギリスではあうのか?)なので、ほとんどの電化製品は日本のプラグのまま使っている。そのほうが、自分の出張予定を考えると、北米がそのままでいけるので便利である。世界で電源のプラグくらい一緒にしてほしかったよなー。。。

・iPad:本・雑誌がたくさん読めて非常によいし、どこにでも持っていくようになった。離発着の間だけは開けないので、薄い文庫本か紙の雑誌は別途一冊。

(荷造り編)

・機内持ち込みBag:電源・通信グッズを突っ込んでいる私の荷物は、機内持ち込みの鞄が、「これってダンベルでも入ってるんですか?!」という重さになる。
当然、普通の通勤用の鞄では無理で、出張時の機内持ち込み用は、Tumiの女性ラインの、その名もBoarding Toteをここ数年愛用。
もう少しおしゃれっぽいものがあるといいんだけど、かつてPradaだのGUCCIだののバッグに仕事道具を突っ込んであるいて全部壊してきた経緯が私にはあり、、、まあ、だめだろうなー。

・キャリーケース:家族がTumi偏愛者であるため、出張キャリーはTumiでそろった。黒のTumiのキャリーケースが大体世の中にあふれすぎているので、一番よく使う1週間用の中サイズをブルーにしたのは正解。こちらはコンパクトにまとめて、大体、キャリーバッグも機内に持ち込んでいる。(特に米系エアライン、荷物ちゃんとついてこないことおびただしい)

・洋服や靴なども、すべて無印のメッシュバッグに収納。メキシコとか、預け手荷物まで、衆人監視のなか全部あけられるので、整理していないと大変なことになります。
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by lat22n | 2012-06-24 11:15 | Travel


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